※お米は、年により農薬の使用量がまちまちのため、特別栽培の認可を申請しておりません。ですので、当園の栽培環境、当年度の農薬の使用に関して書かせていただきます。
(2013.08.05追記) 本年度の農薬使用は0.3回程度?です。水田9枚中、全体に散布したものが1枚、土手・通路側のみが4枚、無農薬が4枚です。
粟・稗対策で、生い茂っている箇所のみに使用しました。収穫・乾燥時に混ざりますので、無農薬の水田分のみの販売はできません。
【適地適作】
「さがびより」「たんぼの夢」「天使の詩」「ヒノヒカリ」「夢しずく」、初めて聞く名前もあるのではないでしょうか。
これらは佐賀県で栽培されているお米の名前です。
当園で主に栽培しているのは「ヒノヒカリ」。「コシヒカリ」、「黄金晴」が両親です。
九州の気候風土に合うように品種改良されました。
味は・・・是非食べてから判断してください。と、いうのも、やはりきんかん同様、同品種でも産地・栽培方法によって味が違うからです
(うちは自宅用のお米を少なくして、足りない分を買って食べ比べしています。)
【棚田米って?】
こちらは当園のある地域の棚田です。田を大きな長方形に整えて、機械が入れるように農道を広くしています。
山裾には石垣作りの畑は残っていますが、田は土手で整備されています。水はけは良いのですが、草刈りが大変なのが難点。
日本の棚田百選の一、戦国時代より伝わる「岳の棚田」です。有田町内の伊万里市寄りのところにあります。
棚田とは昔ながらの段々畑のことです。当町では古いもので戦国時代〜安土桃山時代に作られたものが今に伝わっています。
棚田米が美味しい理由は、やはり水です。山から流れる水を田の一方から入れて、もう一方から出しています。
水は高所から低所に流れますので、傾斜がある分水の入れ替わりは早く、また入水路と排水路は別なので、常に稲は新鮮な水を飲んでいます。
(単純ではありますが、パイプを高架設置したり、地中を通したりして注水しております。)
ですが、戦国時代〜安土桃山時代に機械があったかというと、勿論ありません。つまり、機械が使えるようにはできていません。
道が狭く、曲がっているため、機械が入れないのです。
現在では、機械が使える(入れる)ように整備された棚田も多くなり、当園のある地域もそうです。ただ、町内全てが整備されたわけではなく、昔ながらの棚田も多く残っています。
きんかんのポスターはこの棚田を背景に撮ってあります。我が家のビニールハウスは長方形に整備した棚田を利用しています。
撰果基準 -【棚田米】 【佐賀県産】 ヒノヒカリ 精米・玄米 10kg -
・収穫して籾を取り、精米(普通精米・標準設定)したものをお送りします。
・精米すると役300グラム目減りします。
・玄米ご希望の方は注文時にお申し付けください。
・毎月のお届け希望の方はご連絡ください(別料金体系です)。
※ネットショップではうまく送料の計算ができないためです。
・送料は全国一律800円(北海道・沖縄は除く)です。
・一度にお送りできる量は、30キロまでです。
・きんかんとの同梱はできません(潰れてしまいます)。
・米ぬかのご提供もできます。(もちろん無料です)。